なんでも血栓は脳梗塞は三種類に分けられるようだ。専門家によると下記となる。
1) ラクナ梗塞
2) アテローム梗塞
3) 心原性梗塞
青木延雄氏の『血栓の話』から、引用しておく(用語の違いはそのまま)
ただし、心原性梗塞は氏の著作には直接出現しないので、該当箇所を編集した。
1)ラクナ梗塞
持続する高血圧による血管周囲の脳組織の圧迫萎縮が原因であるとされる特殊な場合があり、ラクネ梗塞(ラテン語で小さな穴を意味するラクナを語源とする)とよばれる。意識障害を伴わず、一般に症状は軽くてすむが、小梗塞が繰り返して多発する場合は、いわゆるぼけ(アルツハイマーと異なり血管性痴呆と言う)に進むことが多い。
2) アテローム梗塞
LDLを主とした脂質は、特に血管内皮細胞が変性したり剥離したりしている部分
から内膜に滲み込んでゆき、内膜内に存在する大食細胞(マクロフアージと言い生体に
とって有害な異物を取り込んで分解したり、それに対する抗体を作るのに一働きしている細胞)に取り込まれる。脂質を多量に取り込んだマクロフアージは大きく膨らんで泡沫細胞とよばれるようになる。マクロフアージは循環血中の自血球の一種の単球に由来している。単球は血管内皮細胞が変性・剥離した場所に粘着し、そこから内膜中に入り込みマクロファージに変化して内膜内で増殖し、やがて泡沫細胞になってゆく。泡沫細胞は脂質を取り過ぎて、やがて破裂し脂質は細胞外に放り出される。そしてコレステロールは水に溶けにくいので内膜内に沈着してゆく。このように変化した動脈壁は柔らかく腫大し、内容が粥状であることから粥腫(アテローム)と呼ばれる.....
アテローム性動脈硬化は動脈内膜にコレステロールを取り込んだ泡沫細胞が多数集まって出現することによって形成される。アテローム性動脈硬化を予防し、さらに治療するには、この泡沫細胞の出現を抑制し、可能ならばさらに一歩進めてその消失を図ることが重要である。
3) 心原性梗塞
脳塞栓を起こす血栓は大部分は心臓弁膜症やある種の不整脈で血流がよどんでいる心臓内の心房とよばれる場所にできる(心房内血栓)
なんで、こんなトピックを書き留めたかというと3)の意味が知りたくて始めたのであります。
脳の障害と歩行困難は第一優先度で避けたい。自分で間違いない判断で移動できるなら、「自立」といえるだろうから。その第一要因は「血栓」になるだろうという心当たりであります。

