サイエンスとサピエンス

気になるヒト、それに気なる科学情報の寄せ集め

マルチモーダルAIの悪用事例の予防策

 テキストに加えて画像データや地図データを組合せて、さまざまな用途が急速に拡大しているAIであるが、楽天モバイルで起きたようなシンプルな詐欺ではなくてもっともっと功名な悪用が拡大しそうです。

 例をあげてみます。

 女性YouTuberが新しい国での生活を始める動画を公開し始めたとしましょう。

 彼女は転入先の住居の外観やベランダからの眺望を公開します。近所の行きつけのお店(コンビニエンスストア等)も開示するでしょう。地図上の写真やストリートビューから地理情報を特定できる時代なのです。

これだけで悪意あるハッカーには彼女の住所が簡単にばれてしまうでしょう。

 SNSで彼女のフォロワーになったりすると写真投稿や挨拶などから生活サイクル(いつ起きて外出するか、帰宅する頃合い等)も読み取られます。旅行先だって気取られるかもしれません。

 いくら日本が治安が良くても変質者や犯罪者はいないわけではありません。

対処法はあえてupする内容を古い情報(前の住居とか)に変えるとか。通勤路や住居の外観や眺望にかかわる映像は出さないなどでしょう。

SNS投稿も普段通りの生活の情報はあげないほうがいい。たまに行った店とか非日常体験だけに限定するなどがいいでしょうね。

 兎に角、現代は無数の眼差しと悪意に曝される可能性が高いのです。くれぐれもご自愛ください。