サイエンスとサピエンス

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樹木の年輪の異なる見かた

 木の年輪は同心円にみえる。単純に考えればバウムクーヘンだ。

 けれども、木目の模様の存在を考えるとそういうモノでないのに今頃になって気がついた。


いわば上記のような年輪の構造は、z軸の周りに回転してできるのであるが、
それをyz平面で切断するとこんな断面になるはずだ(近似的イメージ)

 バウムクーヘンであれば同心円がどこまでも続く。だが、樹木はカプセルが幾重にも
入れ子になっているのと見立てたほうが、正しいのであろう。

 玉ねぎの層がそのまま縦に引き伸ばされたようなものであると表現してしみてもいいだろう。棒状に固化されたされた種子であると言っても良い。