サイエンスとサピエンス

気になるヒト、それに気なる科学情報の寄せ集め

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ゼロの起源の書き抜き集成

ゼロの始まりは歴史的起源はいまだに不明だ。 現代的な意味の記数法ゼロはインドで使われだした。 7世紀のブラーマグプタによると0+1=0、0×1=0などの作用素としてのゼロの機能が明確になっている。 吉田洋一の『零の発見(1939年初版)』なる日本…

ゼロがもし発見されなかったら

数学におけるゼロが、仮に存在しないとなるとどうなるだろうか? つまり、数学における「0」がないままに歴史が推移したら、科学技術はどのような状態になるかをスペキュレート(熟考)してみたい。 負数はありえなくなる。正の数しか認めない時代は実際に…

ゼロの始まりについて考える

数学におけるゼロ、あるいは数字としてのゼロが歴史的な始まりの時点で、どんななまなましさや深さや可能性があったかを想像してみたいのだ。 数学におけるゼロが、仮に存在しないとなるとどうなるだろうか? 負数はありえなくなる。方程式論はじつに混沌と…

食品価格の最近20年の傾向

FAO(世界食糧機構)の統計データから、1991年から2014年までの食料価格の傾向をおさらいしておこう。 2007年から2008年に第三世界を中心に世界的な食糧逼迫がおきていたことを思い出すことにもなる。飢餓体験と無関係であった日本人は食糧…

理研の温故知新

昨年末のニュースである。それを寿ぐことから開始しよう。新元素の命名権を理研が獲得したことは、日本の栄誉である。 一昨年は小保方氏の研究「成果」が「STAP細胞はあります」の迷言とともに理研の名前を世に轟かせた。 実は小保方氏よりもっと大物が大ゴ…