2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
中国のカーボン排出量の推移を1970年から2010年までプロットした。 これはもう。見事な成長ぶりというしかないね。 アメリカはどうか。中国と違い、昔から垂れ流し状態だが、近年の衰退ぶりはリーマンショックのせいだろうか。 日本はこうだ。 そし…
素粒子がどのくらいあるか、というとレプトンが12個。強い相互作用を受けない粒子です。これは許せるとして、ハドロンの例えばバリオンはこんなになる。 なんと574個だ。この他に中間子が7個ある。 (読めなくてスイマセン) ハドロンをすべて説明する…
WTIはアメリカ合衆国で産出する軽質原油の先物取引の情報としてニュースでよく顔を出します。ウエスト・テキサス・インターミディエートの略です。 WTI(原油先物価格)は原油の先物価格、つまり先行指標になりうるものだとしましょう。すると国内のガソリン…
石油の価格が値上がりしている。ホルムズ海峡のイランの醸しだす緊張のせいである。 だが、それとは別にインドネシア油田が衰退しているという静かなニュースがあった。 最新刊の『日経エコロジー 』2月号の記事「油田衰退で低炭素化を模索 豊富な地熱で再…
国旗を構成している色をRGBに分解して、その類似性を2次元バブルチャートに配列してみた。 一種の色彩組み合わせ類似性のクラスタリング(似たような国旗を分類する)であります。 国連加盟国での分類。国旗の位置がそのポジショニングとなる。 右側に赤…
意味不明をめざした自然方程式の解曲線の泳動です。 わずか一種の方程式から生み出される曲線ですので、形状は様々なのですがひとつの種族とみなしてもよいでしょう。 二次元空間の深淵からわきあがる奇妙な曲線族をごろうぜよ。 Erik Satie『ヴェクサシオン…
菱沼勇(ひしぬまいさむ)氏は郷土史家のあいだでは名が知られているのでありましょうか。 明治生まれで大正12年東京帝国大学法学部を卒業。商工省の役人をした後、余暇に南関東の古社を調査し、貴重な参考書をわれらに残してくれました。もはや故人なってお…
本日、「不確定性原理の欠陥実証 名大教授ら」とニュースになった小澤正直の不確定性原理はハイゼンベルクの理論の欠陥を暴いたのではなくて、より精度がたかいハイレベルな理論というわけでしょうね。 ナノテクや量子光学などいろいろな用途がでてくるとい…
偉大なるクヌース先生、けっこう吃音なんですねえ。クヌース先生のプログラム論作者: 有沢誠出版社/メーカー: 共立出版発売日: 1991/05/15メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (6件) を見る
星形の町が日本の本州にもあったなんて。チョイと驚きです。 正確には龍岡城五稜郭でした。大きな地図で見る
SF作家のクラークがサーの称号を持っていたなんて。それはともかく、彼の生前の 最後の公開映像であります。『海洋牧場』で表明していた大乗仏教への共感は持ち続けたままだったのかな。スリランカの移住はその一貫だったのでしょうけど。 彼の思い描いた…
ポーランド出身の科学史家ブロノフスキーに啓発された恩義を負うのは自分くらいのものなのだろうか? かつて、BBCの科学番組のシリーズに感銘したのです。 包括的な視野で科学と人類の行く末を見つめていたいい意味の博学な史家だった。 彼の代表作『ヨーロ…
森林破壊を免れている南米の国、スリナムを空から見てやろう。 首都はパラマリボ。全人口は50万弱、南米一の小国の森林は手付かずのままだという。 世界一みどりの多い国であるのを誇りにしている。 小国ながら自然保護大国だ。大きな地図で見る 【参考文献…
科学の万能を信じていた古き良き時代の邦画です。 正義感にあふれた青年科学者は実は戦闘能力抜群のヒーローというありがちな設定。その主人公役は千葉真一というのが渋い。 子供らに異常接近してきたところで、ヒーロー登場。話し合いも何もなく、いきなり…
折り紙origamiは世界共通語になっているようだ。英語版wikiにも日本の折り紙を中心に解説している。 折り紙は、中国やスペインにもあった。スペインの哲学者のウナムーノが折り紙の達人だったのは有名だ。しかし、江戸時代となった頃から日本の庶民のあ…