ハワード・ヒューズといえば20世紀のアメリカ畸人伝および立志伝中の金持ちだが、
道楽と本業がいりまじったド派手な生き方をしてみたもんだ。
軍用ヘリコプターのヒューズとは彼の企業であったし、ハリウッドでも名をなした。
その格別で別格な映画作品が『地獄の天使』Hell's angelであります。
ホンモノのツェッペリンと第一次世界大戦の軍用機とパイロットを雇入れ、2年以上かけて製作したのです。金持ちのワガママによる人命軽視と予算度外視の大作であり、モノクロですが、驚くべき作品です。
後世への影響も大きく、「スターウォーズ」のファルコン号の空中戦の戦闘シーンにはこの影響が感じられます。"Hell's angels"はその後西海岸の暴走族名として市民に親しまれました!?
実写でのスペクタクルの航空戦の映画はこれをしのぐタイトルはないのではないかと思います。
近年の戦争映画にあきたらない貴兄にお薦めです。
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