レプテンド素数の件についての蛇足の章である。
完全循環素数=レプテンド素数pは逆数の小数表現がp−1のサイクルでくり返すものである。こんな素数が含まれています。
7, 17, 19, 23, 29, 47, 59, 61, 97, 109, 113, 131, 149, 167, 179, 181, 193, 223, 229, 233, 257, 263, 269, 313, 337, 367, 379, 383, 389, 419, 433, 461, 487, 491, 499, 503, 509, 541, 571, 577, 593.......
1)4を法として分類したら...
2以外のあらゆる素数は4で割ると「1」か「3」となる。
「1」となるペア(17,29)などを全象限でプロットすると。
同様に「3」はこうなる。(7,19)などである。上より数はすくない。
2)隣り合うレプテンド素数の差分
「17783」までのレプテンド素数の前後の差はこのような分布となり、「6」が圧倒的に多数。その倍数も多い。この傾向はどこまで継続するかは誰も知らないけどね。
前にも出した素数全体の差分の分布と比較されたい。
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