なんでも2016年に行われた大規模な調査は専門の研究分野で再現性の危機があると答えた割合が4割近かったそうだ。
心理学の分野で有名なスタンフォード牢獄実験など著名な実験も疑われている。
人文系だけでなく生物、医学、工学など自然科学系でも疑わしい研究結果がやまほどあるという指摘がS.リッチーの話題作にまとめられている。典型的手法がp値ハッキングだ。その概要は添付のリンクを見てほしい。
ここでは、超心理学の真面目な研究が排除されて、(通常)心理学の著名で疑わしい研究がまだまだ一般に受け入れられている、その非対称性を指摘したい。
統計的に有意な研究はいくらでも超心理学にはある。再現もできたものもある。だが、やはり科学の反中からは排除される。これは「観測事実」による実証性とか、統計検定が真偽判定になるとかいうものとは別次元なのだ。よって立つところの先験的な前提が「超心理学」と「通常心理学」を分け隔てている。哲学的基盤の差なのだ。
得体の知れない相互作用を扱わないというのは、科学の制約なのだろう。
でもプラセボ効果はこの反例になりはしないか?あるいは統合失調症のバイオマーカーがないなどは。「得体が知れる=物理的あるいは生理的基礎がある」とすれば、それは「精神」なるものを認めないことになるのだろう。
そこは外野からみて、どうもスッキリしないのだが。
【参考文献】
日本のO女史の事例も参照されてました。

