サイエンスとサピエンス

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等角写像でペンタゴンを牛耳る

 複素関数で正五角形(ペンタゴン)を玩んでみた。
工夫を凝らしたのは、多角形でありながらマルチに複素関数(どのような関数でも可能)で写像されるところである。個数や間隔もパラメータ化した。

 原点上の中心をもつ正五角形を幾重にも写像を反復することで、織りなされる「純朴」な幻影を見ていただこう。「純朴」のココロはヘンにカラーリングしていないで、モノクロに抑えているのですわ。

 例によって、この手の幾何学無機パターンはつまらない人にはご海容を願う。
ほら、お星様もあるので、許してねえ。
本件に醍醐味があるとすれば、五角形と単純な関数のみでいかようにも複雑なフォルムを生成できることであります。



 複素関数の都合で多角形の頂点が入れ替わるせいで星が生じている。

【参考書】

等角写像とその応用

等角写像とその応用

等角写像の具体的イメージや応用例を直感的に学びたい人の必読書だと思います。