あまねく認知された地球温暖化。それに、太陽活動の低下の件を重ねてみると気象の現状が見えてきたように思われる。*1
これは「対流圏の乱」というべき現状なのである。
今年の日本の気象では、下記の3つが注目を集めている。
1)異常な豪雪(2012/02)
2)記録更新の春の嵐(2012/04)
3)竜巻の同時多発(2012/05)
どうもこれらは、昨年来、世界各地で起きている異様な気象イベントの一環なのではなかろうか。
アメリカのNYを襲ったハリケーンや中西部のトルネード異常多発などと同じような現象なのであろう。
それが目に見える形状となったのが「アスペラトゥス波状雲(Undulatus asperatus)」だ。この荒波のような雲海は荒れ狂う対流圏の脈動を人類に知らせているのではないか?
昨年、8月に書いた「太陽活動についての相反する見解」で収集した情報については、ついに5月9日付朝日新聞にも出た。
おそらくは、太陽活動の低下により雲の発生量が増大し、人類の活動の熱発生偏在と重なってきて、気圏の高さと温度差が大きな影響を受けているのではないか?
例えば、成層圏の温度は大きく変動することが知られている。1日で40度くらい上下する。
従来と異なる大気温度分布が対流圏にいままでにないような乱れを引き起こしていると素人目には映る。
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*1:以下は素人談義であることをお断りする。