昨年3月に起きた航空機事故が一年が経過した。
『マレーシア機不明から1年』というNewsで思うのですが、この前代未聞の行方不明事故は、東南アジア上空の高層の気流が著しく乱れてきている、ことを示唆してはいまいか?
昨年、続いた日本での局所的な集中豪雨の「原因」は、この地域付近の海面の水温が例年よりも高温であるという説明がなされていた。「平成26年8月豪雨」と命名されている。
実際、気象庁の発表によれば「 太平洋東部やインドで海面水温が高かったこと、および...」とある。
この地域で再度、航空機事故が発生したのは、記憶に新しい。
「エアアジア機墜落事故」である。時期は2014年12月28日なので、マレーシア機不明から半年以上あとである。
この原因はハッキリしているようだ。
当日の積乱雲は高度4万5,000フィートまで達し、気流もかなり乱れていた。世界中で大規模な気候変動や異常気象が指摘され超大型の低気圧も度々発生しているが、東南アジアには日米欧ほど精度の高い気象予報システムがなく、また、事故機の機長がインドネシアで義務付けられている同国の気象情報報告書を受け取らずに出発したとの報道もあった。
という記事がある。
前方の巨大な乱層雲を避けるために、パイロットが機体を上昇させようとし、無理な迎角でストールした。
それにしても経験のあるパイロットが無理やり避けようとした積乱雲とは何なのだろうか?
どうも、不穏な地域的な気候異変の気配がある。