欧米人のおならが臭いとは草食人種の嘆きの一つである。どうやら、これはマイクロバイオームの研究によって、根拠が与えられたようだ。
内藤祐二氏のかなり包括的な参考書である『すべての臨床医が知っておきたい腸内細菌叢』に、下記のような記載があったのだ。
日本人と他の欧米、中国等の11カ国データの比較解析の結果、
食物繊維の発酵により生じた水素が、他の11カ国ではおもにメタン生成に消費されるが、日本人ではおもに酢酸生成に消費される
という部分は著者によりボールドで強調されてたりする。メタン生成が色濃いのは図2によるとペルー、ロシア、スウェーデン、アメリカだ。
単なるおならの臭いだけならともかく、最近ではメタン放出は北極圏で極めて増えているとレポートされている。
先ずは人類自身の腸内から変革したほうがいいのかもしれませんな。
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