サイエンスとサピエンス

気になるヒト、それに気なる科学情報の寄せ集め

2010-08-15から1日間の記事一覧

卓越した政治家たちの名著

カエサルの「ガリア戦記」、チャーチルの「回顧録」、トロツキーの「ロシア革命史」、あるいはナポレオンの「セントヘレナ日記」やトクヴィル「二月革命の思い出」などを加えても良いだろう。 そして、日本にはこれらに該当する書はないと思う(どうでしょう…

自炊6000冊

終戦記念日の今日、6000冊のデジタル化を達成した。 蔵書のpdf化を着手してから、はや5年あまり。その間紆余曲折はあったが、思えば長い道のりであった....なんて言っても白々しいのでヤメとく。 自炊の最大の目的は、諸般の事情による自己空間…

石原莞爾の人脈ネット解析

山口昌男の「挫折の昭和史」はまことに意想外で新鮮な昭和初期の断面図を展開しているが、失われたヒーローとしての石原莞爾にあてる照明が人物をポストモダンに照らしている。「挫折」の昭和史作者: 山口昌男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1995/03/24メ…

そして混沌は死んだ

人々の愉しみと、快楽の源は「穴」の使用にある。 飲む食うは、口腔とその延長である食道の通過感にあり。映画・テレビは眼孔と耳孔に入ってくる波動(音と光)への共鳴に我を忘れることにある。 タバコは肺の、さらにスポーツはひとえに汗腺の駆使にかかっ…