サイエンスとサピエンス

気になるヒト、それに気なる科学情報の寄せ集め

東日本震災の余震傾向 3月11日時点

 このところ、ようやく、3月11日の天変動地の災いはそのエネルギーを放出しきったように見えます。
 これをもってシメとするべく、3月29日の22時段階での余震傾向の更新をしておきます。

1)集計表 
東日本震災の範囲と想定した地震を震災前日(3月10日)から29日までカウントしています。


2)日別での発生回数 
国民はこれだけのユレを耐えてきています。
とはいうものの23日にやや増えてからはじょじょに減衰してきています。



3)地域別のマグニチュードクラス 
 地域別にマグニチュードをクラス分けしてみます。
 6以上をHigh、6と4のあいだをMiddle、4未満をLowとしてます。
本来の震源地(三陸沖)から離れた、福島沖と茨城沖でHighクラスの余震が生じていたのです。


4)マグニチュードの分布
 気分が悪くなりそうな地震の針の山でした。


【追記】4月11日午後までの余震情報の更新版がこちらにあります。
http://d.hatena.ne.jp/Hyperion64/20110411#1302524088

Wolfram_Alpha-EarthquakeinAsia.pdf 直
※情報源はいつものようにtenki.jpをもとにして集計しています。