サイエンスとサピエンス

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北半球の大地震

 今月の地球規模仮設はこうです。

 北半球の巨大地震は南半球よりはるかに多い

 事実の確認から。
 1950年から2011年までのマグニチュード8以上の地震の発生場所を赤く出力しています。

 36回発生していますが、そのうち24回が北半球で生じています。これは偶然でしょうか?
 面積としては南半球の方が大きいのですがね。なのに、南半球の倍も発生しているのです。
 時系列でみると20世紀の最後の20年間は沈黙していましたが、2000年になると目覚めたように蠢動しています。

 一つの事実を提供しよう。以前のブログで集計したように世界の大都市の緯度分布であります。

 北半球の高緯度に群生しています。
 巨大都市は巨大な質量があります。地球の他の場所から運ばれた物質の集積であり、地球の慣性モーメントを変更させた可能性があります。
 20世紀後半になって急激に増殖した巨大都市の質量集積によって、コマとしての地球の回転運動の異常により地殻のひずみが生じる...としたらどうでしょう。