世界の国旗の色彩による分類 - サイエンスとサピエンス

　国旗を構成している色をＲＧＢに分解して、その類似性を2次元バブルチャートに配列してみた。
　一種の色彩組み合わせ類似性のクラスタリング（似たような国旗を分類する）であります。

　国連加盟国での分類。国旗の位置がそのポジショニングとなる。
右側に赤いのが寄りとなりますね。左下には青が、中央には多色系統が集まる。
右上にある風変わりなデザインのは、キプロスのであります。

　結局、日本は韓国とよく似ているというわけで、お互いに隣国のよしみであります。
当然、韓国の国旗「太極旗」を制定するさいには、かなり議論があったそうです。日章旗に似ていることが問題になったのです。
　彼らは、

太極旗は世界中の国が採用している日月星辰の型．．．のいずれにも属さない唯一無二のもの　　　　『韓国人の心の構造』より

という誇りをもっている。　　　

　アジア版ではどうなるかというと。

　にしても、日章旗は国旗でも色彩がシンプルさで突出していることがうかがい知れる。
　その文化の特徴をよく象徴しているというべきでしょう。

　韓国文化についてのおそろしく読みでのある本です。