サイエンスとサピエンス

気になるヒト、それに気なる科学情報の寄せ集め

続 エネルギー消費の国家比較

 昨日の継続であります。
ここに三大エネルギー源の統計があります。石油、電力、そして天然ガスです。
いずれも排他的なエネルギー源ではありません。火力発電で石油や天然ガスを使うからです。また、自然エネルギーで電力供給しているかもしれません。
 ですが、大まかな国民的なエネルギー依存度の特徴は把握できるでありましょう。
昨日は石油オンリーで見てましたが、電力と天然ガスでも国民のエネルギー依存性を明示できるでありましょう。

 一日あたりの使用ジュール(J)にエネルギー単位を直す。
再び、比較対象とする国はアメリカ、日本、中国、ドイツ、韓国であります。

10の15乗から17乗ジュールを一日に発生させているのが、わかる。

これを人口一人あたりに直す。

さらに日本を「1」としてみると国別の特徴が顕になる。

 アメリカの石油漬けはいいとして、電力も天然ガスも乱費している。天然ガスは火力発電にまわされているらしい。ドイツもそうであろう。韓国は日本に似たポートフォリオである。