今年一番の台風が今頃になって大暴れしている。
フィリピンのミンダナオ島に上陸し、200名以上の死者を出したとのこと。日本近海までは北上しないらしいが、進路を西に向けていることから東南アジア諸国は警戒を強めているそうです。Bophaと命名されております。当て字をすれば、「暴波」ですな。
アメリカではハリケーンサンディが甚大な被害をNYにもたらしたのが記憶に新しいですが、アジアでは12月の巨大台風なんて冗談のような事態が起きるようになってしまいましたねえ。
二百十日などと言ってた頃が嘘のようです。
目の黒いうちにどこまで気候が変動してゆくのでしょう。この調子だとお正月は台風の風雨とともにやってくるなんて事態になりそうです。さらに、北極圏まで台風が到達してそこで1年くらい居座る時代がやってくるでしょう。そうなると土星の巨大嵐を連想してしまいますな。地球がかつての親愛なる母なる星ではなくなるような。
とどのつまり、日本人が春夏秋冬なぞと四季を祝いでいたなんてのどかな時代だったなぞということになるのでしょう。
自民党復調なんて馬鹿げたNewsより、自然界のこの変貌をマスメディアは筆頭にあげるべきでしょうね。