読書用の電子書籍専用の端末として「Kindle DX」は気に入った。米国Amazonが販売している電子書籍リーダーだ。*1
その長所はこんな感じだ。iPadを意識してまとめてみた。
1)iPadより軽い、薄いので持ちやすい。また、持っている片手で操作できる。つまり、どんな姿勢でも読める。
2)画面を長時間見ても疲れない。電子ペーパは紙に近い。戸外の光のもとでもOKなのはいい。
3)複数書籍を持ち運べる(iPadより容量少ないけど)ファイル管理も簡単(iPadは非透明なファイル管理で不便だ)
4)バッテリーが長持ち。2週間はもつ。
などである。
通信機能内蔵で本を購入できることやSNSなどもあるが、基本はリーダーである。
つまり、落ち着いた長時間読書にはもってこいなのである。
読みものは、自炊のPDFである。参考書やノンフィクションには向いていない。ダイレクトなページ参照はちょっと不向きなためだ。
小説やコミックが丁度いい。つまり、リニアに読んでゆくそんな読書には最適である。
それに付け加えて言うと、自分の趣味としてはiPadはチャラチャラしすぎなのだ。少なくとも気長な読書向きではない。
自炊本をパソコンで読むのも飽きたので丁度良い。ノートパソコンでも長時間読書はつらいものがあるからだ。
肝心の日本語表示であるが、ファイル名表示は残念ながらダメ。パソコンから移す際に、ローマ字に置き換えて、フォルダーにコピーしてやる必要がある。ファイル内の全文文字検索はぜんぜんダメだけど。
青空文庫の移行も簡単だ。ACROBATなどのPDF生成アプリがあれば一発で変換できる。読み込みも問題はない。
JailBrakeすれば日本語表記も可能だ。
例えば、こんな奇特な方達がいる。彼らの活動には感謝感謝ではある。
http://www.ekesete.net/log/?p=565
もっとも、私はそこまではやっていない。
自炊PDFにしておけば、フォントが埋め込まれ日本語書籍は問題ないのだ。
iPad効果でKindleは売れなくなったか?
どうやら違うらしい。こんな記事が2010年7月に出ている
「Kindleが好調の理由はサービスの水平展開とiPadとの差別化」
もう、電子書籍の波はここまで来ている。
iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (ビジネスファミ通)
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