オゾン濃度が北半球で減少しているとのニュースが流れている。
そこで、情報源サイトを調べてみた。
NASA TOMS page :リアルタイムのオゾン観測情報
TOMS=Total Ozone Mapping Spectrometer
http://toms.gsfc.nasa.gov/
今日現在(4月6日pm)では4月3日の情報が表示されている。3日はバルト海周辺でオゾン濃度が減少しているようだが、それほど大きな減少ではないように思える。225〜250ドブソン=DUだ。
日本付近の平均オゾン量は250〜450DUなのだそうだ。
DobsonUnit(ドブソン単位)とは、0°C、1気圧でのオゾンの分圧(空気柱の厚さ1/1000cm単位)
北半球における長期傾向を提供しているのは、ここだ。
スイス、アローサの1926年からの観測データ
http://www.iac.ethz.ch/en/research/chemie/tpeter/totozon.html
世界中の観測地点の情報をダウンロードするのは、「世界オゾン・紫外線データセンター」から可能である。鹿児島、札幌、つくばなどのデータがある。
http://www.woudc.org/data_e.html
下記の本を参考にした。
- 作者: 坪田幸政,吉田優
- 出版社/メーカー: クライム気象図書出版部
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
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