約数の和をもとの数で割った「商」をみてゆこう。完全数に関するメルセンヌのひそみにならうのであります。昨日のブログのつづきであります。
1〜1000000までの数で、商の範囲が「1.5から1.6」を連続的に拡大してみよう。前日に、二番目に頻度が高いと分かった範囲であります。下図でも点が密集しています。本日、計算がようやく終了したのであります。縦軸を見比べながら比較してください。
何本もの筋状の並び=系列が浮かび出てきているようです。この系列はなんなのでありましょうか。
京都の頑固な専門出版である現代数学社のコンパクトな素数探求本。実験的数学な要素が多く、楽しめました。人からのプレゼント本でした。
- 作者: 好田順治
- 出版社/メーカー: 現代数学社
- 発売日: 1999/03
- メディア: 単行本
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