サイエンスとサピエンス

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東日本大震災の余震概況〜7・14

 久々に東日本大震災の余震の集計をupdateいたします。

1)全体的な推移
 東日本の太平洋側での(余震)発生回数(横軸:3月3日〜7月14日)を鳥瞰したものです。2298回発生しております。
この期間にtenki.jpで公表された地震の7割近くが東日本大震災の範囲で発生しています。

2)地域別の詳細
 地域別に発生回数を重ね合わせた推移グラフです。依然として、東日本をしぶとくグラグラさせています。
 ピークだけ見れば直線的に減衰はしています。


3)余震多発区域のマグニチュード
 茨城県沖、茨城県南部、茨城県北部、岩手県沖、宮城県沖、三陸沖、千葉県東方沖、福島県沖、福島県会津福島県中通り福島県浜通り
 以上、11地点が余震が頻発しており、今なお活動的な場所です。
 下図がそれらの発生回数の総和です。 そのうちマグニチュードが5以上となる回数分を「赤」としています。太平洋の沖合で起きる地震のエネルギーが高いことが分かります。

              集計期間:3月3日〜7月14日


4)7地域絞り込み
 個人的に注意したい地域を7箇所に絞り込んで発生推移をまとめてます。
茨城県沖、茨城県北部、岩手県沖、宮城県沖、千葉県東方沖、福島県沖、福島県浜通り



【BGM】被災地の皆さまへ

【余震更新】
データ更新 7月24日までの分
http://d.hatena.ne.jp/Hyperion64+universe/20110724/1311470979