誰かが指摘していが、コンピュターやサイバーカルチャーは一神論的伝統のもとにしか生じ得なかったろう。
正直なところ、日本のような多神論的な伝統のもとではOSやレジストリなどような強力な規定を構成できなかったろうし、アルゴリズムやロジックのという「思考の法則」を着想すらできなかったことだろう。
漢字やかなでプログラムをコーディングするのは、想像する以上に困難がある。それは文化的な伝統に排反するがゆえの困難なのだと思う。
チューリング賞は、これまでのことろアーリア系部族とユダヤ人によって独占されている。欧米およびインド人は過去に「論理学」を独自に作り上げた文明であることも偶然ではないだろう。
日本人が獲得できないのは根深い伝統の問題があるのではないだろうか?
- 作者: アラン・チューリング,円城塔,信原幸弘,郡司ペギオ幸夫,照井一成,ドミニク・チェン,安西祐一郎,柄沢祐輔,池上高志,鈴木誉保,三浦岳,新井紀子,西垣通,佐藤文隆,西川アサキ,高橋昌一郎,田中一之
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