一日に足の裏から両足でコップ一杯ほどの汗が分泌されているという。
つまり、一日というか、昼間の間には靴の片方にコップ1/4ほどの汗がしみ込むことになるわけである。
平日5日間は同じ靴を履き続けるとどうなるか。
靴からの蒸散を無視するという単純化をすれば、コップ1杯以上の汗が靴にしみ込むことになる。
あー、でも、靴下を忘れてはならない。さすがに毎日同じ靴下をはく人は少ないだろう。
まー、半分は靴下に汗を吸収してもらうと考えておこう。
そーすると靴片方にコップ半分がしみ込むという目安ができる。コップ1杯を200ccとすれば、100cc分が靴にしみ込む。100gほど靴が重くなると言い換えてもいい。
両足で200gほど靴が重くなる。
実際はそんなに重くなるわけではないが、数十グラムは週はじめと週末では違ってきているとしてもいいんじゃないかな。
ということで、靴を干すことの重要性についての論考でありました。
本当は、ルドルフスキーの『みっともない人体』や『キモノマインド』から革靴の纏足性をあげつらいたいのだけれど、あいにくと時間がない。
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