議員諸氏よ、国民を愚弄するなかれ!
国の現状を見て判断・行動しようとせず、選挙の勝ち負けしか考えない、そんな小人に、いつから成りはてたのですか?
すべての議員がそうだとは言いませんが、かなり多数の議員は国政に関してなんら長期ビジョンがなく、国民を翻弄するだけの扇動政治屋に落ちぶれているとしか考えられません。
与党野党を問わず尊敬に足る指導者がおりません。かつての政権の座に未練がましく、なりふりかまわぬ自民党(政策論議はそっちのけ!)の惨めさにはトウにさじを投げていますが、政権担当の民主党の定見の無さにはほとほと呆れ返る次第です。
日々驚きあきれるのは内部抗争に時間とパワーを費やす、首相周辺の完全に日本の惨状を無視した、国民に無関係なドタバタです。
どうしたらこんな冗漫かつ余剰な行為、否! 優先順位を考えない愚かしいスラップスティックを演じていられるのでしょうか?
民主党の内部抗争は政治ではなくお笑いです。それもひきつり笑いしかもたらさない。
ひるがえって、このテイタラクの議員たちを支持・輩出している国民の民度もそれなりのレベルにあると我らは猛省すべきなのでしょう。これは自分自身の問題でもあります。
なぜ、見識ある議員が稀少なのか。国民の政治意識や問題解決の能力が低いからではないかと自問すべきなのでしょう。
信じたくはありませんが、故森嶋通夫の予言が迫真的になってきた感があります。
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