いよいよグリーンランドの氷河が全島にわたり溶融しだしたらしいとのニュース。
本当ならば、ほんとに怖い話だ。
さて、太陽電池は地球にやさしいというのは、もう一度見直しが必要なのかもしれない。
太陽電池で脱原発と脱カーボネートを目指す、その志しは見上げたものだ。だが、熱を吸収する効果があるのも事実だろう。
つまり、本来なら大気圏外に反射されたはずの波長の光のエネルギーを吸収し、ソーラーパネルを通じて地球をヒーティングしている、そうした可能性があるのではないか?
熱吸収の差し引きを測定しておいたほうがいいのではいか?
エネルギー変換効率は20〜30%だから、残りの太陽光エネルギーがどこかに飛び散ってゆくのだ。それがすべて大気圏外にいけばよし、パネルや周辺温度上昇を通じて大気圏内にとどまるのなら温暖化防止に「?」がつくのだ。
こんな素朴な疑念は、グリーンランドの氷河を守るアイデアをぼんやり考えていたら湧き出てきた。
こんな思考実験もどきだ。
白い氷河は太陽光を反射して大気圏外に熱を逃してきたはずだ。話題になった「スノーボール・アース仮説」がそれだ。6億年前に全地球が氷結していた。氷河は太陽光を反射して大地は赤道にいたるまで凍てついた状態にあったという学説だ。支持者は増えつつあるという。
であるなら、サハラ砂漠など荒地を白い物体で覆えば太陽光エネルギーをもっともっと反射して温度上昇を低くしてくれる。
だが、砂漠を覆い尽くす黒い太陽光パネルは逆に土地を温めるとしたら?
誰か、技量のある方は太陽光パネルのエネルギ変換効率と熱容量をパネル自体のアルベドを考慮して真剣に計算してみてほしい。
荒地のそのままの方が大気圏外に熱を放射してくれるのではないだろうか?
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