サイエンスとサピエンス

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ジェームズ・ワットメダル受賞者にみるアジア系

 優れたエンジニアに与えられる「ジェームズ·ワット国際メダル
 ヘンリー・フォードやシコルスキー、フォン・カルマンなどが含まれる。
 1937年から2005年までに35人の受賞者がいる。国別でみると英米とヨーロッパとロシアで9割だ。
 そりゃー、機械工学なんてものは西洋で発達したのだ当然だろう。
むしろ、日本人が3人いるのが特異的である。新幹線の島秀雄と自動車業界の本田宗一郎と豊田英二だ。
 日本より先に開国していたはずのインドや中国はない。職人や技術を軽視してた文化が災いしていると考えられる。

 以下に受賞年と氏名、母体となる団体をあげる。

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1937 サー· ジョン·アスピノール 機械技術者協会
1939 ヘンリー·フォード 米国機械学会
1941 オーレルドラHoromerice教授 エンジニアや建築家のスイス協会、
1943 アンソニー·ミッシェル 技術者協会、オーストラリア、
1945 フレデリック·ランチェスター博士 機械技術者協会
1947 スティーブン・チモシェンコ教授機械 エンジニアや建築家のスイスの協会
1949 フレドリック・ノストローム博士 エンジニアのスウェーデンの協会
1951 ハンス·ヘンリク・ブラチェッ博士 エンジニアのデンマークの協会
1953 サー· ハリー·リカルド 機械技術者協会
1955 イゴール・シコルスキー博士 エンジニアのアメリカの社会
1957 ワルサーバウアーフェルト教授 法令に基づく連合組織体
1959 サー· クロード·ギブ 技術者協会、オーストラリア、機械技術者協会
1961 セオドア·フォン·カルマン博士 アメリカ・エンジニア協会
1963 サー· ウィリアムスタニエ 機械技術者協会
1965 サー· ジェフリー·テイラー教授 機械技術者協会
1967 イワン・アルトボレスキ ソビエト連邦科学アカデミー
1969 島秀雄 博士 日本機械学会
1971 ロバートR. ガールス博士 米国機械学会
1973 バンクサイドロード·オブ·ザ·ヒントン スイスエンジニア協会
1975 ジークフリート・マウア教授 法令に基づく連合組織体
1977 コモドール卿フランク·ホイットル エンジニアのニュージーランド協会
1979 レイモンド・ヘーコック 米国機械学会
1981 JPデン·ハルトーグ教授 機械技術者協会
1983 サー· クリストファー·コッカレル 機械技術者協会
1985 サー· ヒュー·フォード 機械技術者協会
1987 デニスルーク卿 機械技術者協会
1989 ジョン·E·シュタイナー 工学フェローシップ
1991 本田宗一郎 日本機械学会
1993 フレデリックダレスト アカデミーデサイエンス、フランス
1995 豊田英二 日本機械学会
1997 シドニー・ジルブラド 機械技術者協会
1999 サー· バーナード·クロスランド教授 アイルランド技術者協会
2001 ダンカン・ドーソン教授 機械技術者協会
2003 サー· ラルフ·ロビンズ 機械技術者協会
2005 リロイ 'スキップ'フレッチャー 米国機械学会